屋根リフォーム・屋根工事の達人

酒々井町の方から以下のような屋根リフォームの
御質問を頂きました。

屋根の一部分の補修をしたく、現在のトタンの屋根の上に
カバー工法を利用して工事をする予定です。
現在、住んでいる地域は密集性が高く、夏には特に
過ごしにくい状況になっています。
7〜8月にかけては、2Ｆ部分がいつも蒸し蒸ししてとにかく
生活しにくい環境です。
なので、断熱材を使用したリフォームを希望しています。
いくつかの屋根素材を提案してもらったのですが、
その中でも｢ガルテクト｣という素材が気になっています。
ガルテクトとは、ガルバリウム鋼板を加工した製品だと
いうことも聞いたのですが、この認識であっています
でしょうか。特別な塗料を使用したことで丈夫な素材となった
と聞いていますが、かなり特殊な技工なのでしょうか。
また｢○年皮膜保障｣という保障がついているという話も
聞いたのですが、これはどういった内容のものに
なりますか。
ホームページなどを見ていると、断熱効果が高いようなので
心を惹かれています。
とはいえ、ガルテクトという素材についてはあまり知る
ところがありません。
他にもメリット、デメリットなどがありましたら、
詳しく教えてください。
ガルテクトのほうがガルバリウム鋼板よりも優れた素材
という意見もあるのですが、その認識はあっているのでしょう
か。また、予算から考えるとこちらのほうが高くつくもの
なのでしょうか。

現在、トタン屋根なのでガルテクトでのカバー工法はできま
せん。カバー工法は既存の屋根をはがしませんが、
ガルテクトを使用する場合、既存の屋根をはがさなければ
なりません。また、現在、トタン屋根ということなので
勾配が緩い可能性も高いです。ガルテクトを使用する場合
3寸勾配欲しいのでそれ以下だとガルテクトは厳しいです。
トタン屋根のカバー工法はタフカバーなどの
ガルバリウム鋼板になると思います。
タフカバーを行う前に別個に断熱材をいれることになる
と思います。
皮膜保障はメーカー発行のもので色々な細かい条件が
ついています。現在のガルバリウム鋼板では特に心配は
ないと思います。
ガルテクトは、断熱材は厚いし、表面も硬いので他の
ガルバリウム鋼板と比較しても優れたガルバリウム鋼板
だと思います。
横暖ルーフなどの他のガルバリウム鋼板に比べて多少
高額だと思います